[6月]結婚式で吟じたい詩吟「結婚祝いの歌」




結婚式の余興と言えば詩吟です。道具いらず&短い時間でお祝いできるので昔から重宝されています。詩吟にはそんな「結婚祝ひの歌」がいくつかありますが、今回は織り姫と彦星を思わせる神秘的な愛の短歌をご紹介します。



天の戸の 真澄にならぶ 二つ星 
      百千の世まで 添いてゆくらむ

(「結婚祝ひの歌」/小田観螢 )

▼通釈
広い広い空の最も清らかなところに並んで輝く二つの星。その星と同じに、この二人は百世、千世の後まで連れ添ってゆくであろう。

吟じる前に詩の内容を紹介すると、新郎新婦への祝福のスピーチの種にもなりますし、詩吟が何のことやらよく知らなかった参列の方々にも楽しんでいただけることでしょう。

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