2018年1月14日ナチュラル詩吟教室定例発表会「初吟会」レポート


2018年1月14日に、渋谷公園通りクラシックスにて、第11回ナチュラル詩吟教室定例会「初吟会」が開催されました。


この発表会は年2回開催しているもので、ナチュラル詩吟教室の生徒さん有志が、一人一吟披露します。今回は、3つのグループレッスンクラスの合吟発表も加わり、20歳から80代までの36名の方がご参加されました。


コンセプトは「敷居の低い詩吟発表会」。服装は着物、普段着何でもOK。年齢関係なく気軽に参加できるという現代的感覚と、「マイクなし」「伴奏なし」「好きな詩を吟じる」という古き良きスタイルの両方を兼ねています。


さて、ここからレポートです。




まずは「みんなで吟じようコーナー」。ご見学の方含むご来場者全員で詩吟です。今回はお正月に吟じたい詩、石川啄木の「何となく 今年は良いことあるごとし 元日の朝 晴れて風なし」をみなさんで吟じました。


声を出しやすくする姿勢、目線、そして、ちくわになって吟じます。




はじめは日曜グループレッスンクラスによる男女合吟で、お正月にふさわしいおめでたい詩「宝船」を吟じました。この日のために、ナチュラル詩吟着物部の中古着物お買い物ツアーに参加して人生初の着物に挑戦した方も。




さて、いよいよ一人一吟発表です。緊張しますが、人前で声を出す度胸がつきます。詩吟では人前で吟じると6倍上達すると言われていますので、それを信じてがんばります。




木曜グループレッスンクラスも初めての合吟発表です。




合吟クラスは男女8名で松尾芭蕉の「奥の細道より旅立」を吟じました。




最後は講師・乙津理風による松尾芭蕉の「奥の細道より序文」自身の節付けで吟じました。





終了後の懇親会も歌合戦となり、おおいに盛り上がりました。遠方からは奄美大島からもご参加いただき、たくさんのご参加本当にありがとうございました!!


発表会の写真や動画は、以下ナチュラル詩吟教室Facebookページにてご覧いただけます。




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